《入浴と食事、どちらが先がいいか?》
特に飲酒後の入浴は血行が良くなりすぎて脈拍数が上がり、心臓に負担がかかるためNGです。
飲酒をしなくても、食事直後は消化のために血液が消化器系に集まっています。
それが入浴で体が温まると、全身に血液が拡散してしまい、消化吸収の妨げになってしまいます。
入浴による水圧で消化器系を圧迫し、消化不良を起こす可能性もあります。
食事後一時間ほどしてからか、食事前の入浴がいいと思います。
もう一つ、別の観点では「就寝2時間前の入浴」がお勧めです。
入浴で深部体温を上げ、そこから放熱によって体温低下を促すと、スムーズに眠りにつけるからです。
《室内の照明で体内時計はリセットできるのか?》
もちろんできます。夜に光を浴びれば睡眠ホルモンが減少して(体内時計が昼だと勘違いして)睡眠への悪影響があるとお答えしたのは、そういう理由です。
講演会後に資料を確認しましたが、照度計で測った場合、同じ室内でも室内の中央が300ルクスに対し、たとえ外が大雨で暗くても「窓際」では2000ルクス以上を記録していました。
屋外なら1万〜10万ルクスです。
ですので「朝はできるだけ窓際、できればベランダに出るのがお勧め」です。
そして「夜はできるだけ明るすぎない場所で過ごせるといい」ですね(ちなみにコンビニ照明だと1000ルクスぐらいあります)。
《タンパク質飲料は良いのか?》
講演会では否定しませんでしたが、一年前にこのような記事を書きました。
「長生きしたいなら若いうちからプロテインを飲まないほうがいい…理研研究者が『糖質制限』に警鐘を鳴らすワケ」
誰でも見られるフリー記事なので、よかったらご参照ください。
《体内時計と感染症予防について》
もう一つ講演会でお話しすればよかったと思うことで、現在インフルエンザが流行っていますが、体内時計が乱れると免疫力も低下することがわかっています。
時差ボケが2時間以上ある人(週末に2時間以上、遅寝遅起きしてしまうような人)は、コロナに2倍感染しやすいと報告されています。
インフルの予防には緑茶うがい、マスク+手洗い(インフルの発症が51%減少するという報告)、6時間以上の睡眠、日頃の運動習慣、そして体内リズム(体内時計)を整えることが有効です。

