2026.9.26 講演会の補足情報

《入浴と食事、どちらが先がいいか?》

特に飲酒後の入浴は血行が良くなりすぎて脈拍数が上がり、心臓に負担がかかるためNGです。

飲酒をしなくても、食事直後は消化のために血液が消化器系に集まっています。

それが入浴で体が温まると、全身に血液が拡散してしまい、消化吸収の妨げになってしまいます。

入浴による水圧で消化器系を圧迫し、消化不良を起こす可能性もあります。

食事後一時間ほどしてからか、食事前の入浴がいいと思います。

もう一つ、別の観点では「就寝2時間前の入浴」がお勧めです。

入浴で深部体温を上げ、そこから放熱によって体温低下を促すと、スムーズに眠りにつけるからです。

 

《室内の照明で体内時計はリセットできるのか?》

もちろんできます。夜に光を浴びれば睡眠ホルモンが減少して(体内時計が昼だと勘違いして)睡眠への悪影響があるとお答えしたのは、そういう理由です。

講演会後に資料を確認しましたが、照度計で測った場合、同じ室内でも室内の中央が300ルクスに対し、たとえ外が大雨で暗くても「窓際」では2000ルクス以上を記録していました。

屋外なら1万〜10万ルクスです。

ですので「朝はできるだけ窓際、できればベランダに出るのがお勧め」です。

そして「夜はできるだけ明るすぎない場所で過ごせるといい」ですね(ちなみにコンビニ照明だと1000ルクスぐらいあります)。

 

《タンパク質飲料は良いのか?》

講演会では否定しませんでしたが、一年前にこのような記事を書きました。

「長生きしたいなら若いうちからプロテインを飲まないほうがいい…理研研究者が『糖質制限』に警鐘を鳴らすワケ」

誰でも見られるフリー記事なので、よかったらご参照ください。

▶ 記事はこちら(PRESIDENT Online)

 

《体内時計と感染症予防について》

もう一つ講演会でお話しすればよかったと思うことで、現在インフルエンザが流行っていますが、体内時計が乱れると免疫力も低下することがわかっています。

時差ボケが2時間以上ある人(週末に2時間以上、遅寝遅起きしてしまうような人)は、コロナに2倍感染しやすいと報告されています。

インフルの予防には緑茶うがい、マスク+手洗い(インフルの発症が51%減少するという報告)、6時間以上の睡眠、日頃の運動習慣、そして体内リズム(体内時計)を整えることが有効です。

本郷中学校・高等学校

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